25年から30年前のあたりで購入したテントを21年ぶりに張ってみました・・・スチール製の骨とコットン生地テントは長い年月を経過しているにもかかわらず張れました・・・フランス製のマーシャルテントです




《　呼吸するマーシャルテント　》とは
テントの中でやかんで湯を沸かしました
沸騰して湯気が立つと　湯気は天井に吸い込まれていきます
まさに天井のテント生地がメッシュかのように吸い込まれていきます
そして　しばらくすると湯気は天井に漂い始めます
さらに沸騰させたままにするとテント内に湯気が充満され
少し開けていた入り口から湯気が外へ吹きこぼれていきました






コットンは湿気を帯びるとふくらみ　乾燥すると縮まります
よって冬のキャンプで暖房用の火器をテント内で使用しても安全です

テント下部のスカート（ビニール）がこわばっていて　隙間だらけでしたが
カセットガスのコンロとストーブを同時に使った場合にテント内全体が温まります
テント全体で排気をしているのでしょうか　隙間風を感じられませんでした




このテントは手入れが大変です
キャンプ中に雨が降ったり　降らなくても湿気ポイ時は
自宅に戻ってから　乾かさなくてはなりません
しかも　ちゃんと骨を組みペグを使って張らなければなりませんでした
縮んでしまうからです




また雨の中の撤収時にはテント生地に泥が付かないようにしなければなりません
通常　設営も撤収も独りでしますが　雨が降っている時は子供たちに手伝ってもらいました
よって今後のソロキャンプでは天気が崩れる可能性がある時は　このテントは使いません

骨はスチール製のパイプなので　とても丈夫です　　重たいですが・・・
設営・撤収時には低い状態にした骨組みの上でテントを広げたり
丸めて収納袋に入れています





ある夏のキャンプ場で台風による暴風を経験しました
台風は日本海にいて安心していましたが夕方ごろから風が強まり
21時ごろに管理人が危険だから近くの公民館に避難してくれと回ってきました
その時30張りくらい居たと思います　その時に避難した者が少しいました
朝目覚めるとキャンプ場に私のテントと小さなドーム型のテントの2張りだけでした
多くのテントは飛ばされ　深夜に避難したようです
幸いけがをした人はいませんでしたが　怖い経験をされた方が多かったと思います
私のテントが無事だったのは骨がスチールだったからです
鉄は弾力性がありますがアルミ等は無いので壊れたのでしょう




このマーシャルテントをソロキャンプで使うには　テント内が広すぎですが
最近　冬用に買ったワンタッチフィッシングテントは天井が低いので
雨の予報が無かったらマーシャルテントにします
気難しいテントを張る愛着があるので　今後冬用のテントとして多用していきたいです





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